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騎手は 厩舎の調教師に直属する厩舎所属の騎手と所属しないフリーの騎手で大きく分けられます。
新人の騎手は基本的に無条件で厩舎に所属します。 また、騎手免許を持っていないと騎乗できない世界なので地方競馬と合わせてもその人口は決して多くありません。その分、収入の面では高い水準で割り当てられますが、フリーの騎手は完全な歩合制となるため、非常に厳しい世界でもあります。

■騎手の給料

 1鞍(1回の騎乗)あたりの収入
 5着以内 <出走奨励金 17850円  + 騎乗手当 26000円 + 賞金の5%>
 5着-8着 <出走奨励金 17850円  + 騎乗手当 26000円>
 9着以下 <騎乗手当 26000円のみ>

 ※出走奨励金は1着-8(7)着馬に与えられる357.000円の5%。

 例:日本ダービー勝利時の騎手収入手当 (優勝賞金1億5000万円)
 750万円 + 2万6000円 + 1万7850円 + 30万円以上 = 784万3850円
 賞金の5% + 騎乗手当 + 奨励金の5% + 報奨金※1 = 騎手への合計手当

 ※1 報奨金は条件によって異なり無い場合もあります。

■騎手の年収

 1年間平均250鞍程度騎乗し、勝鞍なく全て8着以内だった場合
 新人騎手の平均年収は 800万円
 所属騎手の平均年収は 1000万円

※厩舎に所属する騎手は月10万円〜30万円程度の給料が厩舎より支払われます。

 フリー騎手の平均年収は 160万円〜2000万円〜9000万円

フリーの騎手は馬主や厩舎との人脈が大きな鍵になります。人脈がないと騎乗の依頼の多くは親交の深い騎手や、腕のある一流の騎手など他の騎手にまわってしまうため騎手の免許を生かせません。厩舎所属時代に活躍し、人脈を築けないとフリーになるということは活躍はおろか騎乗馬がなく、騎手としても相当難しくなってしまいます。現にアルバイトと兼務する騎手が存在するのも事実です。

※掲載されている情報に関して
こちらの情報は、実際に競馬の基礎を学んできた社員によって制作されておりますので間違いがないとは思いますが、万が一にも情報に相違がありましたらsupport@fukusho-keiba.comまでご連絡ください。
 
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